みなさま
おはようございます。
JAグループの雑誌「家の光」。その中での連載、野坂昭如さんと山下惣一さんの
手紙談義が最終回を迎えました。
山下惣一さんの書き出しは。
故・野坂昭如様へ
おはようございます。
JAグループの雑誌「家の光」。その中での連載、野坂昭如さんと山下惣一さんの
手紙談義が最終回を迎えました。
山下惣一さんの書き出しは。
故・野坂昭如様へ
まさか、まさか「昨日、今日」とはおもってもいませんでした。
誠に残念ながら、返事をもらえない人に宛てた最後の手紙を書くことになりました。
ついに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思はざらしを
在原業平のこの世辞の句が改めて身に沁みる入る訃報でありました。
そして結びは。
野坂さんはまるで遺言のように「食いもののある国が生き残るのだ」と書いておられますが、
私は「食いものを生産する者が生き残るのだ」といいたい。そいいう農業・農村を目指したい。
見果てぬ夢です。どうか草葉の陰から私たちを見守ってやって下さい。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
合掌
山下惣一
在原業平も知らなくて伊勢物語も読んだことのない田舎者ですが、この世辞の句には
想い考えさせられます。
世界は日本は人類はどのような道を進もうとしているのでしょうか。
みなさま、いかがお考えでしょうか。
世辞の句を残すことが出来るかな
2 件のコメント:
田舎者さま
『家の光』という雑誌名が出たので、書かせてもらいます。
実はこの雑誌を編集しているH女史は同じ団地に住んでいる友人で、
来月定年を迎えます。
姉妹紙に子供向けの『ちゃぐりん』というのがあって、
その雑誌に小学生だった長女が大きく取り上げられたことがあるんです。
H女史が「子供記者」としてぜひ出てくれ、というので、
取材ノートをもち、上野動物園で、園長さんからいろんな話を
聴き取ったのです。そしてその時の写真が大きく掲載されました。
あれからはや20年、無常迅速といいますが、月日の経つのはほんとうに速い。
野坂昭如さんとは編集者時代に何度かお会いしました。
その野坂さんもついに鬼籍に入ってしまいました。
知り合いが次々とあの世に逝ってしまうというのは悲しいですね。
今夜は野坂さんを偲んで飲むことにします。
明日は◎△さん、明後日は◇◎さん、そして…………ずっと、ずっと続きます。
嶋中労さま
こんばんは!
ご一緒させていただきました。
ビール一缶、白ワイン一本。
そうですね。
明日は◎△さん、明後日は◇◎さん、
そして…………ずっと、ずっと続きます。
こてもまた、出逢いなのかもしれませんね。
縁がありましたならH女史に会いたいものです。
ありがとうございました。
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