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2020年6月6日土曜日

さなぼり

みなさま

おはようございます。
我が家も昨日をもって田植えがどうにか終了しさなぼりを迎えることが出来ました。本来さなぼりとは田植えで疲労した身体を休める時を差すもので、手作業で行われていた時代には親戚が集まり手伝っていたからなのです。

実際に我が家でも機械化が進む前には母親の実家から兄弟姉妹が手伝いに来ていたのです。朝暗いうちに北本市の家をある者は自転車でまたある者は歩きで手伝いに来て夕方にはまた自転車や歩きで自宅へと帰って行ったのでした。

こんな話は50年前のことになりますが、田舎者にとっては大事な人生の一コマでもあるのです。母が亡くなった年でしょうか今と同じように一人で田植えを終えた時、母がこんな言葉をかけてくれました。『五月男だね』実際は六月の第一週に終わったのですがね。

ご先祖さま、ありがとうございます。



生かされて生きてきた 生かされて生きている 生かされて生きてゆく

2020年4月17日金曜日

温湯消毒

みなさま

おはようございます。
昨日は温湯消毒を農業共済組合にてしてきました。コシヒカリをはじめとする粳米は
60℃で10分、こがねもちの糯米は60℃で6分温湯に漬け込み冷水にて冷やし消毒の
完成です。

これをすることで薬剤を使わずに、もみ枯細菌病,苗立枯細菌病,いもち病,
イネシンガレセンチュウの防除ができることになります。

第一次産業の百姓である我が家は新型コロナウイルスの影響かにあっても
淡々と農作業を進めております。そしてこの機会にいのちを繋ぐ食、食の大切さを
見直してみたいと思います。

みなさまへ新米が届けられるように! 

2020年1月24日金曜日

心理

みなさま

おはようございます。
今日は本業の話です。我が家は 代々百姓をしており現在は農協が経営をしている
❝いなほてらす❞という直売所に野菜をはじめ6次産業による加工食品を出しています。

昨年関東地方を襲った台風により被害額は何十億円にも及ぶと農業新聞に書いてあった
記憶が残っております。

そしてこの冬は記録的な暖冬、野菜の生育が順調で市場に出回る品が豊富で低価格。
その野菜の低価格をあおるように報道するおバカなテレビ局。その放送を見た消費者は
安くていつでも帰る野菜は買えびかえるのが人の心理であるようです。

人間の心理としてたくさん品があり安い物には興味が薄く、残り少ないものには高くても
競争してでもまた直ぐに必要なくても買い求めたくなるものなのです。

結論としては台風の被害を免れた農家においても暖冬だけが原因ではないのですが野菜の
低価格により不安定な収入となっているのです。

それにしてもマスコミはいつになってもおバカが多いようです。まずはなぜアメリカが
農産物を他国は無理やりにでも輸出し農業産業を守っているのかを考えてみてもらい
正しく報道してもらいたいものです。



冬キャベツ 甘さ蓄え 消費者へ

2015年6月10日水曜日

ズッキーニ

みなさん

こんばんは!


今日は野菜のズッキーニの話です。我が家でも今年は20本の苗を植え付け、只今収穫の

真っ最中でもありますが、このズッキーニ直売所に出荷しても、スーパーに出荷しても売れ

残りの毎日です。そこで数日前から自家用にしたのですが食べきれず友達などに配ることに。


上さんが知り合い6~7人に野菜名を告げずに渡してみると、ある一人からしばらくして電話の

ベルが鳴りました。『塩で揉んで食べようと思ったんだけれど、少し違うような気がして・・・』

胡瓜と間違えるなよ。


ラダツゥイユという料理名は出できませんでしたが、一人だけ茄子とパプリカを合わせてトマト

煮にして食べたよという連絡をいただきました。


そうです。一人を除いて食べた事もない。そんな人達が住んでいる田舎。ズッキーニが売れる

はずがありません。


新しい直売所がこの秋にオープンしますが、こんな事も悩みの種の一つであります。


みなさんは如何ですか。





人の道 歩み続けて 見つからず


2014年9月18日木曜日

反省の秋

みなさん

こんばんは!


最近、朝晩の涼しい日が続いていて、今日に至っては秋風の爽やかな日となりました。
そんな今日、稲刈りをしていたのですが、こんな歌を音痴ですが口ずさんでしまったのです。


♪秋風が吹く 港の街を 船が出てゆくように・・・

そこでですね、その歌いだしを思い出してみたのです。

♪私ばかよね おばかさんよね 後ろ指・・・


そんなこんなで反省の秋となりました。

実るほど 頭を垂れる 稲穂かな

日本人ですからこんな人間になれたらと考えた稲刈りの一日でした。
みなさんは、どのような秋をお過ごしでしょうか?




詰まらない一句を




風、平等に 自然に吹く  誰にでも





 

2014年3月20日木曜日

農業の基本


みなさん

おはようございます。

今日は農業の基本にについての話です。

二宮尊徳
《上農は草を見ずして草を取り 中農は草を見て草を取り 下農は草が伸びてから草を取る》

宮崎安貞
《上農は草がまだ見えないうちに中耕して除草し、中農は草が見えてから除草する。
見えて後もなを除草しないのを下農とするのであるが、この下農 は土地に対する罪人と
いうべきであろう》

農家の古き言葉
《上農は土をつくり、中農は作物をつくり、下農は雑草をつくるといい、上々農は人を作るという》

画像は、我が家の葱苗どう見ても下農かな。

みなさんはどのような基本をお持ちでしょうか。




何事も 基本が無くては 上には行かない


2014年2月23日日曜日

味覚


みなさん
おはようございます。
今日は味覚の話です。

画像は降雪後にひよどりに食べられたほうれん草です。
毎年この季節になると葉物の露地野菜が鳥害を受けるのですが鳥は正直なもので
不味いものは見向きもしません。
なぜ分かるのかと言うと雑草は食べようとしないからです。
 
我が家の畑ではブロッコリー、ほうれん草、白菜、小松菜 の順で鳥の餌になっています。
普通、ほうれん草はシュウ酸を含んでいるため鳥害には会いづらいはずなのですが・・・
遠回りな言い方でしたが、ただ単にほうれん草が美味しいと言いたかっただけなのです。

雪の影響で今だに収穫が出来ない状況なのですが今回の雪で大きな被害を受けた
農家に比べればなんでもないことなのです。




この雪が人の生き方を説いている

2014年2月5日水曜日

白菜の収穫


みなさん

こんばんは!
 
今日は、白菜の収穫の話です。
 
契約栽培で作付した2,000株の白菜

2月6日に100ケース出荷

1ケース6玉で600玉

本日70ケースの出荷です。
 
1ケース15キログラムで
 
総重量 1,050キログラム

腰が痛い。

朝9時から飯も食わずに5時半までの作業

雪さえ降らねばと愚痴をこぼす百姓であった。
 
 
 
 
食卓に 朝昼晩と 白菜が
 
 
 
 
 
 


2013年12月22日日曜日

吉田さんちのほうれん草


みなさん

おはようございます。

今日はほうれん草の話です。

ほうれん草の種には大きく二種類に分かれます。

固定種と呼ばれるものとF1と呼ばれるものです。

固定種の代表が日本ほうれん草で
 
根が赤く甘味の強い味わいのあり種を採ると翌年播いても同じ物が栽培できます。
 
ですが、良いところだけではなく病気に弱いめんもあるのです。
 
F1種は病気に強く栽培しやすいのですが種を採ると翌年にはバラバラな
 
性格のほうれん草が出来、農業としての生産は出来なくなります。
 
なので、毎年種を買い求めなくてはなりません。
 
種苗会社の言葉に

《種を制するものは世界を制す》があるのです。
 
画像はタイトルでもあるように
 
吉田さんちのほうれん草の炒め物です。
 
以前、日本ほうれん草を食べて味が忘れられなくなったお客さまからのリクエスト。
 
でも、そのリクエストに答えられない人を知っています。
 
この田舎者でからです。
 
来年こそ出来ますよ、たぶん?
 
 
 
食べたいな あの味この味 どんな味
 
 

2013年9月24日火曜日

日本の秋


埼玉県比企地区は

米の収量が少ない地域である

全国で収量ベスト3

秋田県、山形県、長野県

その収量の半分(390キロ)

6表半前後

だが、災害も少ない





あなたも 観つけてみて 日本の秋




2013年6月19日水曜日

違いの分かる男




雨不足でもどうにか田植え終了し

これからは観察です

三人三様の田圃

この違いが分かる人は

いるのかな



性格が 田圃に表れる 肥料振り

2013年6月12日水曜日

子供の眼

昨日、用水の堰板を作りました

作成を我が子が観ていて興味が湧いたのでしょう

見てみたいと

田圃に連れて行くと

《水一人占めジャン》

と注意されちゃいました

その通り

子供の眼は濁りがないんですね



永遠に 持ち続けたい 純粋さ





2013年5月20日月曜日

里芋の芽出し

久しぶりに本業の話

今回初めて里芋の芽出しをしてみました

かわいいでしょ

通常は畑に3月~4月にかけて種イモを植え付けます

地温が上がり写真のように芽が出て来るまで

雑草管理が必要になります

それを省くことと時間の短縮になるからです

この芽出しは5月になってから行ったもの

またもや経験と言う名の財産が増えちゃいました

いいでしょ

いらない

あ!そ!




世の中の 厳しさ乗り越え 芽を出して 

2012年6月21日木曜日

カブトエビ


大発生したカブトエビ

今年がはじめてである

おかげで雑草の発生が極めて少ない
 
カブトエビ農法と言うのがあるくらいですから

画像は大量の死がい

生を受けて二十日~三十日の命

来年また逢いましょう

だけど、この田圃だけの生息

なぜなんだろう
 
全ての田で大発生してくれると嬉しいんだけどな




あなたとの この出逢いが 生きる道

2012年5月28日月曜日

始まりました

水争奪の戦い

田に引く水、百姓の生命線

昔の人は水で喧嘩や裁判が

分かります

暴れるぞ!




眠れない夜 待ちくたびれて 酔いつぶれ

2011年11月7日月曜日

違いの解る人



ほうれん草

画像を観ただけだ分かる人は

職人です

食べる権利が有ります

連絡ください、日本だけよ



食べたいな あの子とこの子と ほうれん草

2011年11月4日金曜日

小春日和 み



途中経過のほうれん草?

いやルッコラが右端に

小松菜と間違えて播種しちゃいました





画像は葉二種
日本ほうれん草とルッコラの違い解るかな? 



良寛さん いろはと共に 生きている

間違えました

良寛さん ひふみと共に 生きている

2011年10月21日金曜日

報告・連絡・相談



報告しない・連絡しない・相談しない

三無い人間の田舎者は組織の中に入るのが難しいです
ですから今は百姓

今年もほうれん草の種を播きました
一畝60mを十畝

この中に日本ほうれん草が一畝有ります
喜んでくれるかなあの人もこの人も
使ってくれるかなあのシェフもこのシェフも
12月中旬には・・・


香りある ほうれん草が 人の縁

2011年10月10日月曜日

くず米

ライスグレーダー(米選機)の網
籾すりの後、クズ米などを取り除いて玄米の粒をそろえる“ふるい”

田舎者は1.8ミリの網を通常使っています
ふるい落とされた米はクズ米です

クズ米は選別しておせんべなどの加工に使われて
加工に向かないものは家畜の餌などに回ります

このクズ米を1.75ミリでふるい落とすと中米が残ります
米屋の中にはこの中米を大きなお米にブレンドしているところもあるそうです

お鮨屋さんの親方との会話の中で次の様な事を聞くことが出来ました
兵庫県の米農家の人にお米を観てもらうと
農家の人いわく
『米屋、儲けているな』

もう一度1.7ミリでふるい落とすと小米が残ります

我が家では昨年、一昨年とクズ米を全て田圃に戻していましたが
今年は1.7ミリでふるってみました、すると
60キロぐらいの量が残りましたので手作り味噌に使う麹に予定していましたが
機会屋さんに、クズ米でおかゆを炊くと美味しいよと教えてもらいましたので
精米しちゃいました

どんな事になるかな
しばらくは、おかゆを楽しんでみますか



朝おかゆ 気分はもう 香港だ 

2011年9月26日月曜日

農家の競争本能

井原豊さん
平成九年一月三日に逝去するまで走り続けたひとである。

お会いしたことが無いがわが師の一人
兵庫県の篤農家、著書多数
そうです。本を読み勝手に弟子にしていただいたのです。
追悼集の題名が
『井原死すともへの字は死せず』
とあるようにへの字稲作の第一人者でもある

何度読み返したか分からないのですが
今年の稲作今のところ不作です

本の中に
『農家の競争本能をくすぐる指導』
という章があるように、稲作は収穫期の姿を観るだけで
百姓は収量が予想出来るのです

来年こそは負けないよ、自分に!

師も言っている
『人生に定年はあってもイナ作技術に定年はない。
思えばずいぶんと回り道をしたものだがまだまだ未熟である。
私も人生の定年がくるまで勉強をつづけねばならない。』



回り道 本物への 歩む道