2020年5月31日日曜日

青空の下で

みなさま

おはようございます。
我が家も昨日から田植えが始まりました。年に一度の作業なので田植え機の使い方を忘れるや苗の使用枚数を勘違いするやらでてんやわんやの一日となりました。

その中でもおいしく楽しかったことが一つだけありました。それは梅おむすび2個とウインナー3本に水筒の冷たい麦茶。お昼に帰って来ないからとカミさん告げると用意してくれたのです。青空の下でのんびりとした昼食ではありません、一口食っては苗運び、一口食っては田植え、一口食っては苗運びを繰り返しての昼食なのですが一人静かに微笑んでいた田舎者がいたことのは事実なのです。

18時過ぎに帰宅して水を飲みに台所へと足を向けると、食卓の上に二枚の名刺が置いてあったのです。カミさんに事情を尋ねるとお昼に尋ねてきたというのです。田舎者はバカですから選挙などの難しい話は嫌いです。あー居なくてよかった。



地位も名誉もお金もいらぬと言ってみたいな

2020年5月26日火曜日

夫婦で撃沈

みなさま

おはようございます。
昨日は農協の理事会の日でありまして、正直言って疲れました。人というものが180度変わる現状を目の当たりしますと人間不信に陥ってしまいます。人を見抜く眼を日頃から養うことをしなければならないと教えられた日でもあったのです。

そんなこんなで費用弁償の3,000円でワインを3本買い込み帰宅したのです。夕飯の準備をしていたカミさんにお酒を進め宴の始まりです。カミさん自体しばらく休肝日を続けていましたので多少の戸惑いもあったようですが酒が進みまして記憶のない時を過ごし今しがた目が覚めたところなのです。そして布団の中でのカミさんの第一声が「茶碗洗わなくっちゃ」だったのですがまた眠りについたようで寝息を立てています。

夫婦で撃沈の朝、これから茶碗洗いを取り掛かります。みなさまも気を付けてください。二日酔いだ。

追記
洗い物をしていましたらカミさんが起きてまいりました。第一声は「もうお酒飲まない」でして話を聞いてみると酔った状態で蕗を煮始めたのですが食卓で寝てしまい気が付けばガスが自動停止して鍋の水が半分になり蕗はくたくたに柔らかくなっていたそうです。




記憶なし 酒に呑まれて 酒を呑む

2020年5月18日月曜日

給付金と税金

みなさま

おはようございます。
新型コロナウイルスの影響で考えることが多くなった田舎者です。その一つがやはりお金。子供のころ母から『お金お金お金というんじゃないんだよ、浅ましい人になっちゃうよ』と教えられた記憶が今でも鮮明に残っています。だから今でもお金には苦労というか教えられることが度々あるのです。

そんなこんなで先日税金の納付書が次々と届いたのです。6月1日納付期限の総額が12万円ほど、余裕がありませんのであれこれ口座をやりくりして今年は期限内に納付してみました。そこで納付先の市民活動センターのカウンターで一言出てしまったのです。『税金の納付書が今年も届いたけれど給付金はいつになったら出るのかね』返ってきた返事が『20日かな』市の職員すべてが働かないわけではありませんが、緊張感というかスピード感が全く感じられないことが多い場面に出くわすことが度々訪れるから不思議なものです。

そんなことからこんな言葉を思い返したのです。『毒にも薬にもならぬ。沈香も焚かず屁もひらず。』

みなさま、何を考えていますか。



食って寝て出してやがて死んでゆく

2020年5月13日水曜日

風薫る五月

みなさま

おはようございます。
3年前になりますでしょうか、蔵の解体作業をしたときに移植した山椒の木。父親が数年間にわたり絶やそうとして切っていた木なのですが、父親が亡くなりまた生えてきていたのでなんとなく屋敷の片隅に移植したのです。

この木が今年沢山の花芽を付けまして沢山の山椒の実がなるだろうと期待していたのですが一粒もならないのです。そこで調べてみると雄木雌木があることが分かったのです。そんなことから山椒の新葉を摘み取り手のひらでたたいて香りを楽しんでみたのです。

風薫る五月、木の芽の香りでリフレッシュしてみたのでした。


風薫る そんな貴女に 恋をして

2020年5月10日日曜日

みんなで(ガブリエル・マルセルの言葉)

みなさま

おはようございます。
昨日のブログ〈出でよ〉において嶋中労さまがコメントにてガブリエル・マルセルの言葉を教えてくださったので、みんなで考え行動に移せたら良いなと思い今日ここに全文を写させていただきます。

田舎者様

ガブリエル・マルセルという哲学者が、友人の日本人にこう問いかけました。「人間がほかの人間に贈ることができる最大の贈り物は何?」
答えあぐねているとマルセルはニヤリと笑って、
「人間が人間に贈る最大の贈り物、それは『よい思い出』です。どれほど立派な品物でもいつかは壊れます。壊れなくとも色が褪せてしまいます。でも、よい思い出は一生変わることはありません。壊れることもなければ色褪せることもない。一生続きます。そしてそれを君が語り継いでいけば、その次の世代の心にも残るでしょう。よい思い出を人からもらうようにしなさい。それと同時に、よい思い出を人に与えるような人間になりなさい」
こんな人間になれるよう、ボクも努力してみます。


そして返信のコメントの末にはこのように書いてみたのです。こんな人間になれるよう、田舎者も努力してみます。

みなさまと共にそんな人に成りたいものである。



お互いさまが お互いさまを お互いさまする

2020年5月9日土曜日

出でよ

みなさま

おはようございます。
出でよ(いでよ)と読みます。意味は出てきなさいと命令形なのです。今日はなぜこんなことを書いているかというと、会津八一先生が弟子の大泉博一郎氏に宛てた手紙の一節を読んでいて何かを身体で感じとったからなのです。それではその一節をここに書き写させていただきます。

『深く強く激しく暗く悲しくも而も大なる道をゆく人の一人にても出でよ。』

こんな人に成りたいものである。いやこんな言葉を吐ける人に成りたいものである。
55歳の春。




而も而も而も

2020年5月8日金曜日

きゃらぶき

おはようございます。

先日、屋敷に生えている蕗をカミさんが大量に収穫してきましたので、きゃらぶきを作ってみました。そこで最初に取り掛かった作業は鉄鍋の手入れからなのです。しばらくぶりの登場ですのでほこりと錆びに覆われていたのです。鉄鍋さえ準備できれば後は簡単なのですが、爪の先が黒ずみ洗剤で手を洗っても落ちないほど丁寧というか時間がかかってしまったのです。

ここからは簡単です。蕗を3㎝ほどの大きさに切り揃えて醤油・酒・味醂・砂糖・鷹の爪を好い加減に入れて蓋をして柔らかくなるまで煮込めば完成です。鉄鍋で煮込みますので市販されているきゃらぶきのように黒ずんだ物に仕上がりますが見て目とは裏腹に意外と箸が止まらないほどの品に出来上がりました。

そこで思い出したのが、以前に蕗の薹味噌を作ったときに、『春はほろ苦い人生の始まり』とこのブログに書いたことと今回のきゃらぶきはどんな言葉がぴったりするのかなとない頭を絞ってみました。『人生(きゃらぶき)はしょっぱくて、でも味わい深くて』と表現してみたのです。子供たちにも強制的に食べさせたのですが、一口だけで十分なようでした。いずれ子供たちも様々な経験を積むことできゃらぶきの味わい深い美味しさに気が付くことになるのでないでしょうか。

みなさま、いかなる人生を歩んでいらっしゃいますか。



人生しょっぱくて、でも味わい深くて

2020年5月5日火曜日

もれなく

みなさま

おはようございます。
休肝日を続けること一週間になりますでしょうか、もれなく腰痛がついてきました。身体に良かれと思って始めた脱アルコール思わぬ方向に進みつつありそうですね。

酒を口にするのが早いか腰痛がおさまるのが早いのか?これも日頃の行いなのです。そんなことで野良仕事が思うように進まない日々を過ごしています。

みなさま、気を付けてくださいな。



立てない 立たない 意思通じず

2020年5月3日日曜日

GMOアスリーツからの刺激

みなさま

おはようございます。
4月29日に籾振りした苗箱を5月1日に苗代へと運び向かい合わせで並べ3本の防虫ネットのトンネルをかけて午前中の作業を終えたのです。

この苗出しも家族4名で行ったのですが、その田んぼでの作業中におそらくGMOアスリーツであろう選手が3名トレーニングに来たのです。以前からトレーニングしている姿は毎日のように確認していたのですが、カミさんと息子とともに見たのは初めてだったのです。

おおよそ一周2㎞の田んぼ道を以前から走っていたカミさんと子供たち、そしてGMOアスリーツの選手の走る姿を観た息子から発せられた言葉は『ハエー、どうかしてるよ頭おかしいんじゃない』と笑いながらラップを計ってみると6分10秒前後。

そしてその日の夕方同じコースを走ると言い出した息子、カミさんが計測してみると8分20秒。そんなこんなで昨日はカミさんと息子でランニングシューズ2足買い込んできたのです。その新品のシューズを履いて走った記録は9分台。5月いっぱいの休みの期間中7分台が目標だという。人間いつどこで刺激を受けて変わるのかわからないものですね。そうです。息子は今までの休み期間中ほとんど部屋から出てこなかったわけなのですから。




貴女から 強弱刺激で 痛くなり


2020年5月1日金曜日

籾振り

みなさま

おはようございます。
我が家では4月29日に何時もの年と同じように籾振りを行いました。何時もと同じと書きましたが、日にちだけが同じであって中身がその都度変わってきています。

それではその幾つかを紹介したいと思います。母が生きていた15年前我が家3名親戚5名裏家2名プラス数名。今年家族4名。
耕作面積1haから2ha。前箱数240枚から280枚。庭に240枚の苗箱を並べ潅水籾振り掛けドロを手作業で行うから自動播種機での作業へ。

農業においても機械化が進むなかで耕作面積に対する最小人数の確保が新型コロナウイルスの影響で外国人実習生の雇用ができなくなった今、日本の命を繋ぐ食を守る対策が必要なのです。

みなさま、今何を考えておりますか。




飢えを知らない世代が飢えを知り