2020年5月8日金曜日

きゃらぶき

おはようございます。

先日、屋敷に生えている蕗をカミさんが大量に収穫してきましたので、きゃらぶきを作ってみました。そこで最初に取り掛かった作業は鉄鍋の手入れからなのです。しばらくぶりの登場ですのでほこりと錆びに覆われていたのです。鉄鍋さえ準備できれば後は簡単なのですが、爪の先が黒ずみ洗剤で手を洗っても落ちないほど丁寧というか時間がかかってしまったのです。

ここからは簡単です。蕗を3㎝ほどの大きさに切り揃えて醤油・酒・味醂・砂糖・鷹の爪を好い加減に入れて蓋をして柔らかくなるまで煮込めば完成です。鉄鍋で煮込みますので市販されているきゃらぶきのように黒ずんだ物に仕上がりますが見て目とは裏腹に意外と箸が止まらないほどの品に出来上がりました。

そこで思い出したのが、以前に蕗の薹味噌を作ったときに、『春はほろ苦い人生の始まり』とこのブログに書いたことと今回のきゃらぶきはどんな言葉がぴったりするのかなとない頭を絞ってみました。『人生(きゃらぶき)はしょっぱくて、でも味わい深くて』と表現してみたのです。子供たちにも強制的に食べさせたのですが、一口だけで十分なようでした。いずれ子供たちも様々な経験を積むことできゃらぶきの味わい深い美味しさに気が付くことになるのでないでしょうか。

みなさま、いかなる人生を歩んでいらっしゃいますか。



人生しょっぱくて、でも味わい深くて

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