2017年2月11日土曜日

お土産の爪切りから

みなさま

おはようございます。


昨日、息子が修学旅行先の京都・奈良から無事に帰って来ました。

様々なことの経験を積んできたのではないかと想像しています。


本題はそのお土産です。息子が手渡してくれたものは、金閣寺のキーホルダーです。

開けてよくよく見ますと爪切りになっていたのです。そのことは息子も気が付いてなかったようで、

『いつも爪切りどこにあるの。とさがしているからちょうどいいね』とさらりと言ってきたのです。


その爪切りで思い出したことがあります。しばらく前に読んだ冊子に、ある会社の記念品に

爪切りをその会社の担当者と相談して用意したところ。部長が出てきて、大切なお客さまに

渡す記念品に『縁を切る』イメージの爪切りでは困るのでこの話はなかったことのしてくれと

言われたそうです。爪切りはすでに用意してありましたので、その方は考えたそうです。

爪切りを紅白の祝い紐で結び、『縁を切り開く』と小さなメッセージを添えて、改めて部長に

提案したところ、OKが出ただけではなく追加の発注までいただいたとのことです。


縁を切ると縁を切り開くでは天と地の差があります。言葉を観ると切までは一緒ですが

その後で大きく変化してしまいます。よく『チャンスの神さまは前髪しかない』 と言われています。

何気ない日常の中での縁・チャンスを感じ取り、縁を切り開き、チャンスの神さまの前髪を

つかみたいものですね。





荒らし去り 白から漂う 梅香かな

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