2019年11月29日金曜日

うどん供えて

みなさま

おはようございます。
昨日のことです。姉がお線香立てにやってきました。その目的の一つに両親の命日に
あげることができないので、その間をとっての日だったのです。

子供のころから母親が地粉で打ち上げた飴色のうどんで育った姉弟ですから今でも
うどんが大好きな二人です。そこで父親がお世話になっていた病院の近くのうどん屋さんに
カミさんと三人で出かけうどんを楽しんできたのです。ちなみに田舎者は旨辛肉ネギ汁に
1㎏のうどんを平らげてきて夕ご飯を抜きにして寝てしまったのです。

そんなこんなで今朝思い返したのが種田山頭火の一句です。

うどん供えて 母よ 私もいただきまする

山頭火がどのようなおもいでこの一句を詠んだのかは凡人の田舎者にはわからない。
ただ、田舎者には田舎者の両親が田舎者の内側に今でも生きている。


田舎者が 田舎者を 田舎者する

2 件のコメント:

嶋中労のプロファイル さんのコメント...

田舎者様

いいお話でした。

田舎者さんがいつもご両親のことを想っている、というのがよく伝わってきました。

ボクも最近、よく母のことを思い出します。父よりやっぱ母ですね。

母が9割で父が1割でしょうか。親父には申しわけないと思っています。
優しいいいおやじでしたから。

うちでもよく母が地粉でうどんを打ってくれました。
その麺棒が遺品としてわが家の納戸にあります。

お客さんが来ればうどんを打って天ぷらを揚げます。
ご馳走といえばそれくらいでした。

親思いの田舎者さんはいつも偉いな、と思っています。
心が純粋できれいなんだな、と思います。

そのことがブログを読むと伝わってくるので、ボクはいっぺんに好きになってしまったんです。
おバカでスケベーで大酒飲みの田舎者さんですが、親思いのところは他を圧しています。
ボクも見習わなくっちゃ、といつも自らを戒めています。でも、いつも中途半端。ダメな男です。



田舎者 さんのコメント...

嶋中労さま

おはようございます。
労さまからのコメントが何だかうれしくて
赤ワインを呑みすぎて頭が痛い今の田舎者です。

労さまが褒めてくださる親思いの根源は自分思いにあるのです。
今この世に日本国に日本人として生きていることに感謝しなくてはならないのです。
それは見方を変えると両親に感謝しご先祖さまに感謝することを思い続けると同時に
口から言葉としてはっして初めて自分にがこの世に生きる一つの意味があるのでは
ないかと思っているのです。

ありがとうございました。