2019年12月9日月曜日

野本小学校2年生より

みなさま

おはようございます。
先月、母校の野本小学校2年生57名が農協の直売所いなほてらす、野本支店を見学し
保育園裏の畑に体験学習にやってきました。

自己紹介をして畑に育っている野菜、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、白菜の
説明をしたのです。その一つがアブラナ科という友達でほかに小松菜、水菜、チンゲン菜
蕪などがあり、世界に3,000種。二つ目としては野菜を育てるうえでの大変なこと。
虫に食べられる。病気になってしまう。雑草に覆われてしまう。

そして畑の見学のあと質問を受け付けたのちにカリフラワーの出荷体験です。
生徒が籠に積まれたカリフラワーを選び袋に詰め封をして出荷ラベルを貼る体験を一人一人
行ったのです。

日が経ちて一昨日のことです。先生から電話があり自宅に伺いたいとこことだったので
里芋の出荷準備をして待っていると、子供たちがその日に書いたお礼の手紙の綴りを
届けに来てくれたのです。

そのなかで特に印象に残った二人の手紙をここに移させていただきます。

かとうさんへ
わたしははたけのまえのほいくえんにいってました。そのはたけはだれのはたけだろうと
ずっと思っていました。でもまさか二年生でいくなんておもいもしませんでした。
カリフラワーをいただいて、いろんなことをまなびました。これからものうかをつづけて
ください。
にわふうきより

かとうさんへ
わたしはやさいのことはぜんぜん知らなかったけどかとうさんが教えてくれたのでやさいに
きょうみがわいてきました。さいごにカリフラワーとみかんをくれてありがとうございます。
大切にしてたべたいと思います。一日ありがとうございました。
まつ本さわより

少し早いが田舎者に57人のサンタクロースがプレゼントを持ってやってきた。


サンタクロース ありがとうございました

2 件のコメント:

嶋中労のプロファイル さんのコメント...

田舎者様
これも心温まるいいお話です。
子供たちを前にした田舎者さんの人懐っこい笑顔が目に浮かびますよ。

子供の心って純粋ですね。
団地内の保育園の子らが構内の広場で遊んでいるけど、
かれらの嬌声を聞くたびに(ああ、こどもは可愛いな)と思います。

その純粋な心が、いつの間にか世塵にまみれ、よごれてきます。
この世には善人だけでなく悪人もいるんだ、ということがわかり、
「人を見たらドロボーと思え」などと、親から教わったりします。

それで汚れっぱなしになってしまう人間もいれば、心の隅に清い心を持ち続けている人もいます。
田舎者さんは後者で、あの純粋無垢な豪傑笑いを見れば、
(ああ、この人は善人なんだな……)
と思います。子供たちはそのことを本能的に察知しますから、
カリフラワーをくれたおじちゃんに善意の手紙を書いたんです。

ボクは今夜、カリフラワーとマカロニのグラタンを作ろうかと思います。
さきほど八百屋で材料を買ってきました。

カリフラワーはおいしいですよね。
ボクはほとんど生で食べますが、今夜は熱を入れます。

いつまでものうかでいてください。

田舎者 さんのコメント...

嶋中労さま

こんばんは。
本当に子どもの心は純粋です。酒を呑みながら大きな声を出して
一人一人の手紙を読み上げると涙が出てきます。大人が忘れてしまった
人間が生まれ備わった心を持ち合わせているからです。

のうかに生まれ育ってつくづくよかったなと実感できた時だったのです。
この世には神さまも佛さまもサンタクロースも人の数だけいるのかも
しれません。

ありがとうございました。