2023年5月30日火曜日

テーブルマナーと作法

 みなさま

おはようございます。

数日前の事です。とある記事を読んでみるとテーブルマナーを知らないというか、フランス料理のフルコースを食べた経験のない人が多くなってきていると書いてあったのです。

興味が湧き読み進めてみると結婚披露宴の料理を試食する際にコンソメスープのスープボールを両手で持ち上げ口に運びズルズルと音を立てながら飲んでいる新郎になるであろう人がいたそうです。それを見ていた新婦も同じように飲み始めたそうです。また、この世代の人たちはバブルがはじけクリスマスなどのデートはフランス料理店でという人が少なくなっているとも書いてあったのです。

そんなことから前職でテーブルマナーの講師もしていた田舎者は自分の子供たちに一度はそういう経験をさせておかなければいけないのかなと考えるようになったのです。そしていつの間にかテーブルマナーと作法の違いについて考えるようになったのです。

そして以前読んだ本を開き読み返してみると、作法とは行の一つで真理をつかむ道筋の一つで自分自身にたいしての決め事と理解してみたのです。

それではテーブルマナーとは『中世ヨーロッパにおいて争いごとが絶えなかった時期がありその時食事する時ぐらい仲良くしましょうというのがテーブルマナーの始まりなんだよ』とお父さんが娘さんにテーブルマナーの講師を務めながら家族での食事を楽しんでいるテーブルのサービスをした際に学んだ事なのです。

そしてこんなことも思い出したのです。母から『食事は黙って食べなさい。食べ終わったら箸と茶碗をかたずけて食卓を離れなさい』それに対してフランスはじめとするヨーロッパでは食事を介して会話を楽しみ女性を大事にするのですから正反対もいいところです。

作法を基本としてもテーブルマナーを基本としても食事は楽しみたいものですね。おわり。


どの口で言ってんの?とよく言われたな

2 件のコメント:

嶋中労のプロファイル さんのコメント...

田舎者様

うちは家族4人の誕生日になると、必ず一流のレストランや料理屋へ行きました。つまり、少なくとも
年に4回は一流の味とは何か、を学ぶことになります。ついでにテーブルマナーも。

娘たちが小さかった頃から今も続けていて、今は婿さんや孫も増えたので、
こっちの出費も大変(笑)であります。

30年以上も続けていれば、どんなバカでもマナーは身につきます。
わが家にはバーバというフレンチ、イタリアンの専門家がいるので、
テーブルマナーにもそれはうるさいのです。

今どきの若い子はちゃんとしたレストランに行かないのかねえ。
行かなきゃ実践的マナーは学べないよね。

ボクは20年前、ミシュランの星付きレストランを取材すべく、3年がかりで、ヨーロッパを
ぐるぐる回ったことがあったけど、ドイツを担当した時、随行した男性カメラマンがマナー感覚ゼロの人だった。

取材の前日、当該レストランの料理をコースで食べたりするのだけれど、
彼は食事中に、レストラン中に響くような「くちゃくちゃ」の音。

数日後、通訳の女性に文句を言われたもので、ボクが彼に注意したことがあります。
彼はあっけにとられていました。自分の「くちゃくちゃ音」にまったく気づいていなかったのです。

星付きレストランで「くちゃくちゃ」された日にゃ、生きた心地がしません。

田舎者さんはテーブルマナーのプロなんですから、
ぜひとも子供たちにマナーを教え込んでください。
あとできっと感謝されます。

田舎者 さんのコメント...

嶋中労さま

おはようございます。
労さまと通訳の女性の気持ちが分かります。生きた心地がしないし気がそこに
集中して料理の味なんてどうでもよくなってしまいそうな『くちゃくちゃ』です。

ま!ごく普通に日本で育った日本人ならそこまで音にこだわるのかよと言いたくなるかもしれませんが
それはその国の食文化の一つでありテーブルマナーであることを理解してから海外旅行に出かけられると
良いのではないでしょうか。この言葉は実際に田舎者が講師をしていた時に使っていた言葉でもあるのです。

そんなこんなで我が家ではこの春に本物の江戸前寿司をカウンターでいただくことが出来ました。
カミさんは年末に義母と共にお店へ足を運んでおりましたのでそれほどは緊張していませんでしたが
息子と娘は緊張しっぱなしであったようです。

そして今度はフランス料理をと考えておりますが、お店選びに困っております。
まずは帝国ホテルのレ セゾンから検索してみるとコース5万円・・・。百姓をしていて時代に乗り遅れた
様です。予算にもよるでしょうが労さまや奥さまならどこのレストランを選ぶのでしょうか。

ありがとうございました。