2021年10月27日水曜日

昭和のにおい

 みなさま

おはようございます。昨日は都内からお客さまが我が家に足を運んでくださいました。その方々は我が家の畑の一部を使っている会社のお偉いさんでした。

父親が亡くなり5年になりますが契約書もみつかなくなり困っていたのが現状で今後どうしたらいいのか先方に電話連絡を入れたのがきっかけとなったのです。

そんなこんなで挨拶ご早々に今の自宅の年数やご先祖さまことやらに興味がわいたみたいで質問的に話かけられ話が進んだのです。その後なぜかセクハラやパワハラの話になり笑いと共にあれやこれやと自分の思いを話してみると、『昭和のにおい』ですねの一言が飛んできたのです。

確かに我が家ではカミさんに時代遅れの男と言われていますからなんとなくわかるのですがね。ですが『○○さん今日も綺麗だね』・・・も許されない時代なんて可笑しくないですかね。そしてお偉いさんに教育的指導を受けた田舎者だったのです。


セクハラパワハラ 詰まった時代

2 件のコメント:

嶋中労のプロファイル さんのコメント...

田舎者様
昭和の匂いがする男――いいですねェ。最高の誉め言葉ですよ。

ボクの体操仲間に大正最後の男がいます。大正15年生まれの96歳。元予科練の出身で、いつも予科練の帽子を
かぶってきます。この帽子をどういうわけか公園内で失くしたというので、仲間たちと探し回り、管理事務所にも落し物の届け出はないかと尋ねてみました。

「貴重な予科練の帽子なんですが……」
「ヨカレンって何ですか?」
「…………」

40代くらいのおばちゃん、予科練を知らないのだ。

♬ 若い血潮の予科練の 七つボタンは桜と錨

目の前で歌ってやろうかと思いましたが、やめました。

ボクたちは昭和の生まれ、そのうち、この大正生まれのおじいさんみたいに、
「見ろよ、あのジイサン、昭和の生まれだっていうぞ」

珍しげにジロジロ見られることでしょう。

しかし「今日もきれいだね」と言うとセクハラになっちまうと言うんだから、少しおかしいんじゃないの?
ボクなんか毎日、体操仲間のおばちゃんたちに向かって言ってますよ。あれ、セクハラかよ!

平和な時代が長く続くと、世の中、少しずつ狂ってきますな。やってらんねーよ、って感じ。

というわけで、田舎者さんには昭和のにおいと加齢臭をぷんぷんさせてもらいたいと思います。

田舎者 さんのコメント...

嶋中労さま

おはようございます。明治の漢のような生き方をしてみたいと頭の片隅で思っていたのですが
他人から観れば昭和のにおいなんですね。

明治生まれの祖父、昭和一桁生まれの両親、激動の時代を力強く生き抜いてきた人を思い返して
みると所詮57歳であっても赤ん坊か子供にしか値しません。

それと同じに自分から観て平成以降に生まれた人たちはお金を持っていても地位を確立されていても
子供に観えてしまうものですから不思議なものです。

労さまの言われているように平和な時代はありがたいのですが、人の心がとでも言いましょう物が
少しづつ狂ってきているように肌で感じるようになりました。

そして一つだけ確かなことは苦労というか生き抜くための経験を積んでいかないと本物の大人には
成れないということなのです。それと同時に加齢臭も強くなるようですが。

ありがとうございました。