2021年10月15日金曜日

3ケース

 みなさま

おはようございます。数日前フランス産ワインが3ケース届きました。白が1と赤が2の割合で白はロワール地方のミュスカデ、赤はボルドー地方のシャトー・ラ・グラーヴ・デュック・ドゥカーズと南西地方のカオール・シャトー・ピネレです。

届いたその日にそれぞれを1本を空けて味の確認をして酔いつぶれて寝てしまったのです。そんなことからフランス人がワインを飲まなくなったニュースを想い返したのです。フランス人はワインからフルーツジュースやミネラルウォーターへと飲み物が変わってきていてワインの消費量が年を追うごとに減ってきているというです。

そこで考えたのがフランスという国は国家戦略の一つにワインをはじめとする農産物を上手に使っているんだということです。例えるならタイヤメーカーで有名なミッシュランが手掛けるミッシュラン・ガイド。料理人としてみれば三ツ星を取りたいと考えている人が圧倒的に多いはずで取れば地位と名誉とお金が舞い込んでくるからなのです。

そしてその星を取るためにはフランス産の高級ワインをはじめとして農畜産物のトリュフ、フォアグラ、キャビアなどなどが輸入さお客様へ提供されるのです。

フランスの農業は守りつつも日本をはじめとする他国に輸出することで国を守ろうとする姿勢は日本国も見習うべきではないのではないでしょうか。例えば世界各国に日本国営日本食レストランを開き本物を味わっていただき日本の食材の輸出につなげるとともに日本への観光客を増やす一つの魅力になればと思うのです。

そんなこんなでフランスの手の平で遊ばれている田舎者でした。


新米もボジョレー・ヌーヴォーも今世紀一番

2 件のコメント:

嶋中労のプロファイル さんのコメント...

田舎者様

フランス人がワインを飲まなくなった、というニュースは耳にしています。
淋しいというか、悲しいですね。健康志向だか何だか知りませんが、

若い人が」飲むのは炭酸飲料、というのだから、世も末という感じがします。
ガキじゃないんだから、酒くらい飲めよ!

ボクはワイン大好き人間(1000円ワインですが)で、缶ビールを飲んだ後は、ワインかウヰスキーのロック
ということになります。たまに焼酎になることはありますが、ワインのほうが好きです。

好きな品種はメルローとピノ・ノワール。白を飲むことはほとんどありません。

毎年、ヨーロッパの星付きレストランで取材したことがあります。
そこでは〝人のふんどし〟だったもので、1本5万円以上するワインを毎晩空けていました。

そのときに、ワインの価値というものが分かったんです。赤ワインの真価は上品な苦味なのだと。

いずれにしろ、ソムリエだった田舎者さんに今度会ったら、ワインのことをいろいろ訊きたい。
ボクなんかまだ駆け出しですから。

飲み過ぎに注意ですよ、田舎者さん!

田舎者 さんのコメント...

嶋中労さま

おはようございます。人のふんどしとはいえ当時の1本5万円以上のワインは今の日本の星付き
レストランで開けようとすると20万円前後から数倍の値段がついているのではないでしょうか。

そして確かにそのようなワインを開け続けるとワインとはとの一部分がが分かりワインとは
こういうものだと言いたくなるのもわかるのです。事実自分もそうしてた若かりし頃がありましたが。
ある時を境にそれを止めたのです。

なぜかというとレストランとは社交の場であり料理やワインは人と人とを繋ぐ接着剤のようなもので
ゲストとホストとが上手にコミュニケーションを取れれば必要以上にこだわることがないことを
教えられたからなのです。

日本人は比較的に会話が楽しく弾むようにすることが得意ではない人が多い国民性なのかもしれません。
労さまご夫妻のようにゲストから言葉を引き出してあげることのできる人が少ないのに対して圧倒的に
俺の話を聞け的な人があまりにも多いように感じられるのです。

ありがとうございました。