2020年6月19日金曜日

人格

みなさま

おはようございます。
先日、農協の総代会が終了し臨時理事会が開催され代表理事組合長他役職役員が決定されました。その日を観察して分かったことは人格です。それは会津八一先生が書かれた大泉博一郎あての書簡の一節を思い出させたのです。

『世上には人格の鮮やかなる人少なく候、人格の美しき尊き人は更に少なく候』

人格とは人がら、もしかしたら生まれ育ちと深く関係しているのかもしれない。そして鮮やかなる人、美しき人、尊き人に心底なりたいと思い続けなければそのような人には成れないのである。



美しき人になりたく候

2 件のコメント:

嶋中労のプロファイル さんのコメント...

田舎者さま
おっしゃるとおり、「美しきひと」になりたいですな。

ひとは煩悩のかたまり。
金が欲しい、名声が欲しい、愛人が欲しい……キリがありません。

団地住まいをしていると、5000人もいますから、もうここは人間の縮図であります。
欲深な人はもちろんいるし、高潔な人もまれにいます。

管理組合の役員をやっていると、団地総会が人間観察の恰好の場となります。
「みんな、おれの意見を聴いてくれ。どうだ、すごいだろ」
重箱の隅をつついたような意見を吐いた人が、ドヤ顔であたりを睥睨します。

総会で意見を求める人はいつも同じ顔ぶれ。
「また、あいつかよ」
住人は呆れた顔をしています。

むかし偉かったおじさんたちは、定年後の自分をなんとかしてみんなの前で押し出したい。
そして、自分の偉大さを知らしめたい。

そんなふうに考えるおっちゃんはとても多いのです。
そういう人に限って友人が少ないようです。

家でも奥さんに牛耳られているのでしょう、
自己実現の場は団地総会しかない、と思い極めている風情なのです。
いい迷惑なんです。

美しきひと――――いったいどのような人格なんでしょうね。
ボクも田舎者さんと同じ目標に向かって歩んでいるようです。


田舎者 さんのコメント...

嶋中労さま

こんにちは。
労さまの団地と同じように農協にもむかし偉かったおじさんがいます。必ずと言っていいほど
この三年間マイクを手に詰まらぬ発言を繰り返してきました。皆があきれ返るほどにです。

そんなおじさんが今回は総務委員会の委員長に立候補いたしました。そしてつい先月までぼろくそに
言っていた人たちがその人を応援しているではありませんか。その日一日観察しているとそんな人
ばかりなのです。不思議でしたね自分には考えらえず人間不信に陥りそうになり酒を呑んでその日を
終えたのです。

田舎者も地位も名誉もお金も女も欲しいのですが、バカみたいに曲がり真直ぐな人生を歩み続けて
いきたいと思います。美しき人になるために。

ありがとうございました。