2023年1月11日水曜日

成人式を境に

 みなさま

おはようございます。先日のプログにて息子が成人式を迎えたことを書かせていただきましたが、その成人式を境に息子が変わり始めたのです。どのように変わったのかというと明るくなったというか笑うようになったのです。このことに関してカミさんは自分の事のように喜んでいたのです。

それでは具体的にその流れを書いてみます。友達のいない息子は当然ながら群れというかグループ行動をするわけではないので一人で成人式に参加するというのである。そこで開演時間すれすれにカミさんが送り届けたのですが、そこには同じ大学に通う知り合いが友達と待ち合わせをしていたとのことです。開演時間迫ったこともあり息子は友達が来ないその知人と二人で席に着き話をしながら式典を楽しんだというのです。

その後迎えにカミさんが出かけ帰りに箭弓稲荷神社へ参拝して帰宅したのですが息子はニコニコと笑いながらの帰宅だったのです。カミさんの話によると神社においても終始ニコニコで何があったんだろうと思ったそうですが、家へ向かう車中にてこのような事があったことを話してくれたそうです。

昼食後今度はカミさんの実家に挨拶へ、そこでも終始ニコニコで自動車免許の学科試験に落ちたことも笑って吹きとばしていたとのことだったのです。そして帰宅しても終始ニコニコの状態です。

息子が小学生高学年になるころからニコニコとする表情が少なくなり中学高校と進むにつれてそれがより一層強くなりしかめっ面をしている日々が成人式まで続いていたのですが、この日を境に自身の奥底に眠っていた種が芽をふきだしたかのようです。芽を出させてくれたのは水や温度となってくれた成人式の知人だったのかもしれませんね。そしてそのことを自分のこと以上に喜んでいたのが息子の母親であり田舎者のカミさんだったのでした。

息子よ良き出会いを!


2 件のコメント:

嶋中労のプロファイル さんのコメント...

田舎者様
 ボクはこの息子さん以上に孤独を愛する子供でした。
友達らしきものは一人もおらず、いつも独りぼっち。

友達が欲しくなかったわけではないのですが、極度の人見知りで恥ずかしがり屋。
赤面恐怖症みたいな病気も患っていました。

 大学時代もこんな調子で、本ばかり読んでいる暗い男でした。
よく笑う明るいニンゲンになったのは、ごく最近のこと。

 あの人見知りをする男が、今では平気で誰にでも声をかけます。
節操がないくらい気楽に声をかけます。外国人だろうとワン公だろうとおかまいなし。

 なぜこうなったかは自分でもわかりません。
ただこういう説があります。本で読んだのですが、
「人間は誰でも、一生の間に話す言葉の数は決まってる。前半、無口だった人は後半になると一気にしゃべり出す。逆もまた真なりで、前半おしゃべりだった人間は、後半はなぜか物静かな口数少ないニンゲンになる」と。
 
 なるほどな、と思いました。ボクがまさにそうだからです。
こうしていつの間にか帳尻が合うんですね。

 息子さんもたぶんそうです。何がきっかけになるか分かりませんが、
ボクの場合は、突然吹っ切れたように、人のことが好きになったんです。
人が喜ぶ顔が見たくて、よく冗談を言うようになりました。

 生きる意味って何だろう? ボクは自分以外の人を幸せにしてやることだと思います。
他人を喜ばせてやる。笑顔にしてやる。困っている人がいたら助けてやる。
特別なことでは決してない。ごくふつうのことですが、お互いに助け合って明るく生きてゆく。

 ボクはこんなふうに考えるのです。
「人に優しくする」言うは易しですが、なかなかできるこっちゃない。
でも、情けは人の為ならずで、いつかは自分に返ってきます。

 陰徳を積む。田舎者さんはまさにその権化。
ボクも田舎者さんを見習って、明るく前向きに生きてゆきます。

 伸子ちゃん、いつも素敵な笑顔でいてね。

田舎者 さんのコメント...

嶋中労さま

おはようございます。
それでは田舎者も読んだ本の中からの引用です。
自分のプログの末文に『息子よ良き出会いを!』と結んだのは、その人に会わせたその人の奥底に
仏さまや神さまがいて何らかの理由によって出会いと言うものがあるそうなのです。その何らかの理由とは
その人の今まで生きてきた行いとこれからの生き方などが様々なものが隠れているとのことです。

別の角度から見てみますと人に出会うということはその人の神さまや仏さまに出会うことで自分にとって
何故この人と出会ったのかを考えなさい言うことだそうです。

なので出会えさえすれば自分が変われると思うのは浅はかな考え方でありやはり大切なのは自分の考え方や
行いが全てだということです。

回りの人を幸せにする生き方とそれによって自分も幸せになる生き方。周りの人が放っておかなくなる生き
方。そんな生き方を持ち合わせていきていけたらな。

ありがとうございました。