2019年10月14日月曜日

化学も仏教

みなさま

おはようございます。
市内を流れる都幾川、荒川水系の入間川の支流、越辺川の支流にあたります。
昭和22年カスリーン台風で我が家の右前方1,000mほどの堤防が決壊した歴史が
あります。それをきっかけに祖父らが先頭にたち耕地整理が埼玉県で早い時期に
おこなわれたそうです。このことは祖父から直接聞いた記憶がありますし、その時
我が家から50mほどのところまで水がきたということも聞かされていました。

そして今回の台風にて4㎞上流の右岸と2㎞下流の右岸が決壊したのです。昭和22年は
左岸であったため我が家の近くまで水が来ましたが今回はすぐ近くの新江川が氾濫した
だけにとどまったのです。対岸は2mほどの水の出た地区もあり平屋の屋根だけが見える
だけの場所もあったのです。

前置きが長くなりましたが、そんなこんなで今回ノーベル賞をお取りになった
吉野彰さんの言葉を思い返したのです。それをここに移させていただきます。

吉野さんは「研究者には柔軟性と執着心の二つが必要。かたいばかりではめげる。
壁にぶちあたっても『まあ、なんとかなるわね』という柔らかさがいる」と開発の
苦労を振り返った。

そしてまた道元禅師が真の仏法を求めて宋に渡った後、日本へ何を持ち帰りましたか?
と問われた時に一言、「柔軟心(にゅうなんしん)一つ」と応えられた。ことも
思い出したのです。

それから考えたことは、化学も仏教も突き詰めると一緒なんだなということと
今回の台風の被害も次に生かせるために柔軟心をもってあたりたいなと考えて
みたのです。柔軟心ではなく田舎者場合にはただ単にヤッコイだけだったりして。



ヤッコクテ使い物のならなくて

2 件のコメント:

嶋中労のプロファイル さんのコメント...

田舎者様

〝やっこい〟という言葉に、(ああ、懐かしいな……)と思いました。

最近あまり聞かなくなった言葉で、
ボクなんか子供の頃はよく使ってました。

川越と東松山は、方言が似てるね。

おっぺす、ぼっこす、おっかく、おっぺしゃる……

みんな懐かしい言葉ばかりです。

田舎者 さんのコメント...

嶋中労さま

おはようございます。
言葉はその地方地方の文化なのですが、近頃は標準語が幅をきかせ
方言の良さが失われつつあるように感じます。小学5年に初めて耳にした
岩手の言葉、全く理解できなかった記憶が今でも残っています。


ここ数年旅行らしい旅行をしていませんが、旅先での地元民との会話で
“はあ?”というのが懐かしく感じられます。

かたい中のやわらかさ、やわらかさの中の真のかたさを持ちあわせた
人に成りたいものです。

ありがとうございました。