2018年8月16日木曜日

真実が偶然に重なり合って

みなさま

こんばんは。
すでにニュース等でご存知の事と思われますが、山口県で起きた2歳児の行方不明事件。
2歳児の子が三日間野外で生き抜く生命力がすごいのか、わずか数十分で見つけ出した
不思議な魅力の持ち主のおじさんがすごいのかは分かりませんが、母親の言葉では
ありませんが、「本当に生きて会えるなんて」とほとんどの方が思ったことでしょう。

そう思わなかったおじさんこと尾畠(おばた)春夫さん(78)は、必ず生きている。
そして自分が見つけ出すと強く思っていたそうです。

発見された場所の地形や三日間の天気、二歳児の生命力、おじさんの思い。そんな
真実が偶然に重なり合って一人の命を救うことができたのではないかと想像してみた
のです。

日本人の鏡のような尾畠春夫さん の言葉をここへ写させていただきます。
 「自己完結するのが真のボランティアだ」
 「学歴も何もない自分がここまでやってこられた。社会に恩返しがしたい」
 「困った時はお互い様だから。明日は我が身かもしれないから」

日本人は本来この尾畠さんのような人なのではと教えられた事件でもありました。

いい国ですね。日本国。



いのちひとつ ほとけさまから いただいて  

2 件のコメント:

嶋中労のプロファイル さんのコメント...

田舎者様

ホント、日本人ってすばらしいよね。

困ったときはお互いさま。
武士は相身互い。
情けは人の為ならず……。

このおじさんみたいに、現役を退いたら、お世話になった社会のために尽くす。
困った人たちのために力を尽くす。
こうしたご恩返しという考え方は尊いね。

〝幕末の三舟〟の一人、槍の達人だった高橋泥舟はこんな言葉を残しています。
「欲深き人の心と降る雪は、積もるにつれて道を失う」

この名言、実家の菩提寺の石碑にも大書きされているんだ。
ところがこの寺の住職は欲深でね(笑)、おふくろの戒名料でもめたことがある。
自戒の言葉なのかねえ(笑)。

田舎者 さんのコメント...

嶋中労さま

おはようございます。
男を観ていて清々しというか、気持ちが良くなることは稀にあるのですが
尾畠さんもその稀にあたります。

マスコミは日本国が日本人が落ちぶれるような事ばかり記事にするばかりでなく
尾畠さんのような日本人鏡の人のレギュラー番組の放映や記事にするということを
してもらいたいものです。また国はそのような番組等を奨励するぐらいの先生の
集まりであってもらいたいものです。

高橋泥舟の言葉を忘れないよう刻みこんでおきます。
「欲深き人の心と降る雪は、積もるにつれて道を失う」

ありがとうございました。