2018年2月14日水曜日

農家のステータス

みなさま

こんにちは。
明日から蔵の解体作業が始まります。

明治42年生まれの祖父初郎さんでもいつ頃建てられたか知らなかった蔵。
関東大震災で南側の壁が落ちトタンで修理。
父親芳雄が取り壊そうと提案した時ご先祖さまがこしらえた蔵だからと
それを許さなかった祖父。

時が流れ東日本大震災にてまた壁が落ち。数年前の嵐にて壁が落ち。

父芳雄の生前に確認を取っておいたのです。
「地震で壁が落ち始めて歪んできたけれど、隣に学童保育があり迷惑を
掛けるといけないからその時が来たら壊してもいいかい」と。

そして昨年11月に父親一周忌を済ませ。その時の明日をむかえます。
振り返ると何度母親に蔵に放り込まれたことやら。
自分の生まれ育った歴史が壊れ崩れるようで、何とも言えない思いが
こみあげてきます。

ご先祖さま蔵よ、ありがとうございます。


愚か者 自分の歴史 壊す者

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