2018年2月28日水曜日

新たなる出逢いへ

みなさま

おはようございます。
昨日にて蔵の解体作業が無事終了致しました。

そして残ったものは、土台の石です。
一尺 × 一尺三寸 × 二尺 または 三尺 の品物。
想像では江戸時代にどこかの岩場から切り出されこの地に運ばれた品ですが
それ以上のことは当然分かりません。

その石が今後基礎となり、新たなる出逢いが生まれここに何かが誕生する
のではないかと想像しています。

春は別れの季節でもあり、また出会いの季節でもあるのです。

みなさま、良き出会いを。


繰り返す 別れと出会い 春の日よ

2018年2月24日土曜日

本物が出てきました。

みなさま

おはようございます。

蔵の解体作業で本物が出てきました。
日本刀、金貨、古伊万里、違います。

蛇です。それも二匹。

熊手に絡ませ田圃を流れる川へ放してやりました。これと同じことを
40年以上前に祖父初郎さんが行なったことが鮮明に蘇ってきました。

不思議ですね。



人生の 不思議な縁に 支えられ


2018年2月23日金曜日

ハグ施もチュー施もお・こ・と・わ・り〜。

みなさま

おはようございます。

数日前のことです。直売所にてパートのエミちゃんに久しぶりに会うことが
出来ましたので事務所にて一声かけてみたのです。

ハグする。 「しない」

チューする。 「しない」

事務所にいた職員は呆れ顔をして、またなんか言っているよてきな雰囲気で
誰も相手にしてくれません。

そして昨日「雑念」のコメント欄にエミちゃんが書き込んでくれたのです。

 田舎者様
いいわけないじゃあないですか!
ハグ施もチュー施もお・こ・と・わ・り〜。

こんなバカバカしい日々を過ごすことのできるのは幸せなことなのです。
そして出来る限り声を掛け続けたいと考えています。

そう言えば前職時代にこんな一場面があったけ。
(会食が済んで、車までお送りした時のことです。)

「奥さま、赤のパンプスと赤のハンドバッグ、お似合いです。素敵!」

当然のごとく70歳代の奥さまは喜んでくれたのです。


ナンパされ 喜ぶ貴女 輝いて

2018年2月22日木曜日

出てきた物は

みなさま

こんにちは。
蔵の解体作業が着々と進んでいますが、周りの人はなんとなく興味本位で
次のような言葉をかけてきます。

「何か出てきたかい」 「古い刀があったかい」 「小判でも」

出てきた物は必要にない物ばかりで、しまいには蛇の抜け殻が出てきました。
職人さんが縁起ものだからと言いますのでビニール袋に入れ封をして玄関に
飾ってみました。(ただ置いただけですが)本来は金庫に入れるといいそう
なのですが、我が家には無縁の品ですのでこんなことになってしまったのです。

そして間もなく土壁が全部はがされますが、そこには二百年以上前の職人の知恵が
詰まった骨組みが全貌することでしょう。
またそれと同時にその知恵がなくなるのかもしれません。その後は永遠に蔵を
作れない時代が訪れるのです。

蔵だけではありません、職人の技が伝承されないことは日本の宝の損失に
なるのではないでしょうか。


時流れ 忘れて成らず 大和魂

2018年2月18日日曜日

雑念

みなさま

こんばんは。
尾崎放哉の句に ただ風ばかり吹く雑念 という一句がありますが、
今日も北西の風が吹き荒れています。

そして最近百姓のおばちゃんやパートのお姉さんに
「元気がないね」
と声を掛けられる日々が続いているのです。

自分では日々変わらぬように振舞っているのですが周りの人の眼にはそのように
写らないようです。

今吹いている風ではありませんが、心の中に風が吹いていることを見透かされて
いるようです。不思議なものですね。


雑念と 向い続けて 今風が


2018年2月17日土曜日

感謝する心

みなさま

おはようございます。

平昌オリンピックが開催しており毎日のように日本人アスリートの活躍が
報じられていますが、その中での選手のコメントに眼が熱くなります。

それはスノーボードの平野歩夢選手とフィギュアスケートの羽生結弦選手です。
田舎者は50を過ぎ両親を亡くしてから自分を育ててくれた周りの人に感謝する
ことをやっとこ学びましたが、この二人の選手はいとも簡単に周りの人に感謝する
ことを言葉にしてしまうのです。確かにオリンピック直前の怪我により周りの人に
支えられて今があることを実感しているのだと思いますが、すごいことです。

まるで悟りでも開いたかのような周りの人に感謝する言葉。
素直に見習いたいものですね。

そして今日はフィギュアスケートのフリーの演技が行われます。
羽生結弦選手はどのような感動を世界中の人々にあたえてくれるのでしょうか
楽しみですね。



感謝して なお感謝して いまだ足らず

2018年2月14日水曜日

農家のステータス

みなさま

こんにちは。
明日から蔵の解体作業が始まります。

明治42年生まれの祖父初郎さんでもいつ頃建てられたか知らなかった蔵。
関東大震災で南側の壁が落ちトタンで修理。
父親芳雄が取り壊そうと提案した時ご先祖さまがこしらえた蔵だからと
それを許さなかった祖父。

時が流れ東日本大震災にてまた壁が落ち。数年前の嵐にて壁が落ち。

父芳雄の生前に確認を取っておいたのです。
「地震で壁が落ち始めて歪んできたけれど、隣に学童保育があり迷惑を
掛けるといけないからその時が来たら壊してもいいかい」と。

そして昨年11月に父親一周忌を済ませ。その時の明日をむかえます。
振り返ると何度母親に蔵に放り込まれたことやら。
自分の生まれ育った歴史が壊れ崩れるようで、何とも言えない思いが
こみあげてきます。

ご先祖さま蔵よ、ありがとうございます。


愚か者 自分の歴史 壊す者

2018年2月12日月曜日

日蓮

みなさま

おはようございます。
先日、祖父の義理の弟にあたるおじさんが亡くなりましたので、そのお通夜に参列を
させて頂きお焼香をあげさせていただきました。

その家の菩提寺は日蓮宗であることから住職が日蓮のことを交えながら話をして
くださったのですが、そのなかで印象に残った日蓮の言葉がありましたので今日は
ここに書いてみたいと思います。


法華経を信ずる人は冬のごとし。冬は必ず春となる。
いまだ昔よりきかず、みず、冬の秋とかえれる事を。
いまだきかず、法華経を信ずる人の凡夫となる事を。
経文には、「もし法を聞くことあらん者は、 ひとりとして成仏せずということ無し」と、
とかれて候う。


立春を過ぎたとはいえまだまだ寒い日が続くことでしょうが、冬を楽しみ
春をむかえたいものですね。

みなさま、ご自愛を。



我が心 春夏秋冬 感謝して

2018年2月10日土曜日

中休み

みなさま

おはようございます。
昨晩は禁酒の中休みをさせていただきました。
七日間抜いたアルコール、身体がリフレッシュしたのでしょうか紹興酒三杯で撃沈。
オリンピックの開会式も途中で寝てしまいました。

今回のオリンピックに関してはスポーツの祭典以外のことを考えてしまいますので
みたいという気持ちが大変薄いと自分自身感じています。なので酒に呑まれても
悔いは無し。その原因の一つにはスポーツ以外のことにあるようです。

そして今日も中休みを予定しています。




中休み 続けて休んで 終わりへと

2018年2月7日水曜日

インテリと共産主義者

みなさま

こんばんは。
先程帰宅して風呂上りなのですが、どうしてもみなさまに問うてみたいことが
出来ましたので寝る前ですがブログアップとなったわけなのです。

今日、直売組合の懇親会があり、指名により締め挨拶をし手締めをしたわけなのですが
席に着くなり、「インテリですね」と声を掛けられたのです。

そこで思い返したのが元旦祭での旗立ての一コマで、電球の寿命に対しての
やり取りをしていると、「共産主義者かい」と言われたのです。

確かインテリは共産主義者が多いと聞いたことがあるのでなんとなくなんとなく
不安になってしまったのです。

自分としては中道を歩んでいるとおもうのですがね。



人生の 不安と共に 生きている

2018年2月6日火曜日

こんな生き方をいてみたい

みなさん

こんにちは。
普段の生活の中で当たり前のように行う行為があります。その一つに
布団に潜り込んでから本を開くということです。たいがいは酔っていますので
ほぼ記憶にない状態なのですが、何を間違ったのか付箋がしてある場合があります。
そこに書かれてある一句を今日は書き写させていただきます。

梅の実の子と露の子と生まれあう   中川宗淵老師

露の玉どう転んでも露の玉      吉川英治

玉と玉露の命の仲のよさ       吉川英治

こんな生き方をしてみたいものである。


玉たま玉たま二つ


2018年2月5日月曜日

思う事有って

みなさま

おはようございます。
思う事有って二日連続でお酒を抜いてみました。
三日坊主にならないことを願うばかりです。

なぜ?
単なるダイエットのためにです。


酒飲みや 忘れて呑むか 朝のこと

2018年2月2日金曜日

眠れない夜

みなさま

おはようございます。

昨晩は眠れない夜を過ごしました。
風呂から上がったのが深夜1時、そのあとバーボンを一杯。
眠気が来ず二杯三杯、床に就いたのが3時。

おかげで身体がだるいのなんの。
ま!こんな天気ですからいいんですがね。

それにしても何に興奮していたのだろうか。



貴女想い 眠れぬ夜の 我一人

2018年2月1日木曜日

些細なことで

みなさま

おはようございます。
昨日の夕方のことです。軽トラにて直売所に向かう途中一人の中学生が自転車と
格闘しているではありませんか。
車を止め一声かけてあげました。

どうしたんだい。

「紐が絡まってしまって」

おじさんがみてあげるよ。

自転車の荷造り紐を力任せに後輪のギアからほどき出来上がり。
お礼を言われてはいさいなら。

この事を自宅に戻りカミさんに報告すると

「女の子じゃなくて残念だったね」

それにしても些細なことで気持ちがよくなるものだと自分自身思ったわけなのです。
そのおかげで大豆のチリ煮を作りながらの白ワインがうまいのなんの。



塵つもり 心に響く 宝へと