2019年7月17日水曜日

自己憐憫

みなさま

おはようございます。
自己憐憫、じこれんびんと読むそうです。意味は「自分を可哀想だと思う、自分を憐れだ
と思う」と言うことです。 この感情は、いわゆる「悲劇のヒロインイズム」とも言え、
可哀想な自分に酔うものです。となっています。

なぜ今回このようなことを書いたのかといいますと、以前に読んだ本に同じような内容の
ことが書かれていていつも頭の片隅に残っていたからなのです。

それはこんなようなストーリーでした。若い女性が相談相手(知識と経験を積んでいる)に
自分が今まで生きてきたことを話しこれからどのように生きていったらよいのかと相談した
ところ、その相談相手の先生は「自分を可哀想だと思う、自分を憐れだと思う」「悲劇の
ヒロイン」の主人公でもう一人の自分がそれを観ていて喜んでいるのだと指摘したのです。
当然ながら若い女性はそれを認めようとはしませんでしたが、その後一人になり静かに
そのことを考えてみると、確かに可哀想な自分に酔う自分がいることに気が付いたのです。

そしてその本には若い女性が相談相手に手紙を書き可哀想な自分に酔う自分がいることを
認めたのでした。

この自己憐憫は心理学的にも大切な部分がたくさんあるそうですので、しばらく自分自身
とともに観察をしていきたいと思います。




酒呑まず 自分に酔う 安い人



 

0 件のコメント: