2022年11月28日月曜日

ナンパの季節(上には上が)

 みなさま

おはようございます。

毎年のように保育園の駐車場に隣接している畑にて繰り返されるお母さんナンパ、今年も楽しませていただきました。その内容を簡単にお伝えできればと思います。

数日まえの夕暮れ時キャベツを収穫していると園児が『こんにちは、こんにちは、こんにちは』挨拶をしてくれるではありませんか。そこでお母さんをチラ見してから『挨拶が出来るなんて偉いね』と返すとともに『ご褒美だよ』と言い。ちいさなキャベツを手渡してあげたのです。園児はもちろんお母さんも予期していなかったことが起きたらしく、恐縮して何度も頭を下げてくれたのです。

そして翌朝、その園児とお母さんとの再会です。おはようございますの挨拶と供にキャベツが美味しかったという報告を受けたので、園児の名前を聞き『今日も元気でね』と声を掛けたのです。その後息子を送り届けたお母さんが駐車場へ戻られたのですが、また繰り返して頭を下げてくださったのでこちらも照れくさくなり思わずこんな言葉が出てしまったのです。『キャベツでのお母さんナンパなんですよ』すると『高くつきますわよ』との返事と共に手を叩いて大爆笑のお母さんは車へと向かっていったのでした。

それにしてもお母さん綺麗だったな。その後数日が経つがこの親子には会うことがないのである。世の中には上には上がいるもんで遊んでるつもりが遊ばれていたんですね。

そしてこのお母さんを″お上手観音さま”と命名したのであった。


美しき人に成りたく候

2022年11月23日水曜日

エロめがね


 みなさま

こんにちは。田舎者は一本のめがねで何でも見てみようと遠近両用調光めがねを作ってみたのですが、現実は甘くなくてなれないもので目が回ってしまうのです。その原因は視点を合わせるのに顔を向けられずどうしても眼球を動かしてしまうのです。

確かにこのめがねを作るとき店員さんが遠近の不慣れによるトラブル等を説明してたではありませんか。そしてできれば数本のタイプの違うめがねを用意して架け替える事が理想ではないかとも提案していたのです。

そんなこんなのただのエロめがねになってしまいました。



エロめがね 齢を重ねて 酷くなり



2022年11月16日水曜日

体験学習


 みなさま

おはようございます。3年ぶりの母校の体験学習を行わせていただきました。3学年71名の心のこもったお礼の手紙をいただきましたのでここに書き写しさせていただきます。

加藤さんへ

キャベツありがとうございました。わたしはしゅうかくすることができなかったけど、1学期にたねまきのお手つだいをさせていただきありがたく思っています。いつもわたしたちが食生活をつづけていられるのも加藤さんのようなおかげなのでありがとうございます。体調に気をつけてください。

三年一組 冴より

かとうさんへ❕

この前、キャベツをいなほテラス(正確にはいなほてらすで東松山市の直売所)に売る前までのたいけんをさせていただきありがとうございます。かとうさんが大事にそだててくれたキャベツは、おいしかったです。わたしは、とっても心をこめて作ると、こんなにもおいしくやさいを作れることを知りました。家でやさいを作るときは、心をこめて作ってみたいです。

3年2組 磯崎さくら

71名のみなさん、ありがとございました。この手紙の全部を読み終えたカミさんが一言。『宝物だね、お父さんが死んだら一緒に焼いてあげるから』



宝物 自分で気が付かず 襟の裏 

2022年11月11日金曜日

命日を前にして

 みなさま

おはようございます。

昨日、キャベツを持って裏のおばさんちに立ち寄りました。すると、父の従弟にあたる喜之ちゃんの連れ合いの道子さんが渋柿を皮をむき干して干し柿を作ろうとしてるではありませんか。そこで道子さんがこんな言葉を発したのです。

『おばさんが好きでよ干してある柿をもぎって勝手に食べてポケットに2個しまって帰るんだから』

たったこれだけの事なのですが温かな秋の夕暮れ時に命日を前にしての思わぬ母との出逢いであったのです。


母想う 漢はみなよ 子どもへと

2022年11月9日水曜日

母想う

みなさま

おはようございます。

ひと月ほど前になりますでしょうか、農協の役員つながりである組合長のお母さま亡くなれました。亡くなられた当日の会議後に少し声を掛けさせていただきました。するとこんな言葉が返ってきたのです。

『この齢になっても母親が亡くなるというものは寂しもので泣きましたよ。漢は一生マザコンなんですね』

この言葉に思わず自分の母が亡くなり嗚咽してしまった話してしまったのである。それを最初から最後まで聴いていた女性の理事さんが

『お母さんも泣いてくれる息子を待って幸せですね』

と続けたのです。

組合長70歳をこえお母さまも90歳を超えているにもかかわらず泣くのであるから人生経験の浅い田舎者が泣くことはあたりまえなのかもしれません。母を亡くすという面では先輩ですがね。

そんなこんなで11月13日十七回忌迎えるのである。


母想う 自分だけが 齢をとり