みなさま
おはようございます。二日前に軽トラの新車が納車されました。20年近く乗っていた農道のポルシェことスバルサンバーが田植えの最中にエンジンがかからなくなり購入に至ったのです。
今日本国で生産されている軽トラは、ダイハツとスズキの2社で他社は諸事情で生産をやめてしまったのです。そこで今回は初めての自動車メイカーダイハツを選んでみたのです。
そしてこの軽トラも新車の香りがするんです。そんな軽トラも実りの秋を迎えるころには泥と汗のにおいに変わってしまうのではないかと思っているのです。軽トラは働きものです。
そんなこんなで石川啄木の歌を思い返したのです。
はたらけど はたらけど猶 わが生活 楽にならざり ぢっと手を見る
2 件のコメント:
田舎者様
石川啄木のこの歌は人口に膾炙した有名な歌。誰でも知っています。
ところが、啄木はそんなに働きものではなかった。むしろ浪費癖のある散財家だった。
ボクは山本夏彦の本を書いているときに知ったんですが、啄木は友達から金を無心しては
遊女屋で遊び、借金はすべて踏み倒した。
この金を貸した友人の代表は同郷・盛岡の先輩である言語学者の金田一京助。
金田一は人が好すぎるのか、大事な蔵書などすべてを売り払って啄木を支えた。
新婚時代も、啄木は金田一の家に居候のように入り浸ってはなけなしの金を持って行った。
金田一の妻はこの啄木を憎み、恨み骨髄であったという。
そんなダメ人間であったが、啄木には優れた資質があった。
金田一も舌を巻くほどの天才ぶりだったという。
その天才も肺を病み、わずか26歳で早世したという。
啄木の顔写真を見ると、まさにイケメンそのものという感じがするが、
生活力ゼロのダメ人間というから、人間というのは分からないものです。
田舎者さんは啄木と正反対の働き者。
農道のランボルギーニを操って、家族のために汗を流してくださいませ。
応援してるよ。
嶋中労さま
おはようございます。
労さまが思っているような強い男でもなければ働き者でもありません。
極々普通の田舎者の百姓です。カミさんに度々怒られているのが現状なのです。
そんなことはさておき、金田一京助という人はできた人だったのですね。
啄木の才能を見抜きそこを伸ばしてあげようと全面的に支援できたのですから。
普通に考えたら金田一の奥さまと同じになってしまうのですから。
啄木のような才能を持ち合わせていない田舎者ははたらけどはたらけどで人生が
終わるのではないでしょうか。それにしても啄木はどのような心境でこの歌を
読んだのでしょうか。しばらく考えてみます。
ありがとうございました。
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