2021年8月17日火曜日

支えの言葉『苦労』佐藤愛子

 みなさま

おはようございます。田舎者の自分が毎日スマホのメモ機能に移した言葉を時間が空くごとに支えの言葉として読み返しております。それは佐藤愛子さんの言葉なのです。

『何も苦しいことがなければ、幸福は生まれないのですよ。幸福を知るには苦労があってこそなんだというのは、苦労から逃げた人にはわからない真理だと思います。苦しいことだらけの人生を生きてきた私は、幸福な人生だったと思うんです。苦しい人生を力いっぱいに生きてきましたからね』

若かりし頃の田舎者は苦労はしなくて済むものならあえて買ってまでするものではないと思い考えていたのですが、母が亡くなり15年父が亡くなり5年目を迎えようとしている今、苦労はするものだということがわかったのである。

今、子供たちが自分がそうであったように苦労の苦の字も知らないかのように我がままなことをしているが、一年でも一日でも早く佐藤愛子さんの苦労の言葉に目を開けてもらいたいものである。いや一人でも多くの人たちに目を開けてもらいたい。



目が覚めて 日が昇る 日々

2021年8月8日日曜日

花束を渡す時は

 みなさま

おはようございます。昨日は豆腐が食べたくなり新車の軽トラで川越市ね向かいました。目的はアニキが作る仙波豆腐です。

そのアニキとしばし雑談をしたのですが、自称花束が似合う男の田舎者が『娘さんがいるとわかっていれば花束でも・・・』と言い始めるとアニキからのこんな言葉が『花束を渡す時はタータンチェックのスーツで蝶ネクタイを着けてね』と来てしまったのです。

そういえば農協の理事会でスーツを着る機会は毎月ありますが、結婚をして子供を育て年齢も50代半ばを過ぎるとお祝いの席は滅法減り花束を持つようなドキドキ感もなくなってしまっている日々を過ごしているのが現状なのです。

そんなこんなで今日も作業服を身にまとい泥臭く汗臭い一日となることでしょう。そんな中でも収穫したての葉付きしょうがを洗いながら口に運び込むと爽やかな香りと風が吹き抜けるから不思議なものです。それは百姓にとっての幸せな一時なのかも知れません。


生姜の束 観方を変えると 花束へ

2021年8月4日水曜日

新車

 みなさま

おはようございます。二日前に軽トラの新車が納車されました。20年近く乗っていた農道のポルシェことスバルサンバーが田植えの最中にエンジンがかからなくなり購入に至ったのです。

今日本国で生産されている軽トラは、ダイハツとスズキの2社で他社は諸事情で生産をやめてしまったのです。そこで今回は初めての自動車メイカーダイハツを選んでみたのです。

そしてこの軽トラも新車の香りがするんです。そんな軽トラも実りの秋を迎えるころには泥と汗のにおいに変わってしまうのではないかと思っているのです。軽トラは働きものです。

そんなこんなで石川啄木の歌を思い返したのです。

はたらけど はたらけど猶 わが生活 楽にならざり ぢっと手を見る

2021年8月1日日曜日

風呂で一句

 みなさま

こんばんは。

風呂に入ろうとして、一句が出てきました。

汗くさく 泥くさい今 母想う


天地と供に我今ここに生きている