2019年3月21日木曜日

月一

みなさま

おはようございます。
昨日は月一の床屋の日でした。そしていつものように2ミリの丸坊主。それは
次の道元禅師の書かれた一文の影響を少なからず受けています

『正法眼蔵』「法華転法華」巻でつぎの様に書いております。
「ただ鬢髪を剃るなほ好事なり。かみを剃りかみを剃る、これ真出家児なり」

田舎者は坊主頭ですが坊主ではありません。ですが煩悩とでも言いましょうか
髪が伸びると貯まるのです。それがですね。頭を丸め襟足と顔を剃っていただくと
何かが削ぎ落されるのです。そして鏡に映る自分がいい子になっているのです。

でももへったくれもないのですが、三日もしないうちにいつもの通り自分へと
変わり始めるのです。

そして床屋さんがこんな事を教えてくださっあのです。
「三週間に一度の割合で髪を整えるといつ何時何があっても大丈夫な髪の
身だしなみが 整っているものなのですよ」

なるほど、そんな器になりたいですね。



美しき人に成りたく候


2 件のコメント:

嶋中労のプロファイル さんのコメント...

田舎者様
ボクとあなたはつくづく似ていると思いました。
ボクも昨日、床屋に行って頭をサッパリさせてきたのです。

ボクの場合は、頭のてっぺんが〝滅びゆく草原〟ってな感じなので、
ここはあんまり切らずに残しておいて、側面はバリカンで3分くらいに刈り上げます。

やってもらうのはいわゆるカットハウスで、1080円でOKです。
イトーヨーカドーの3階にあって、ボクには〝お抱え〟の理髪師がいます。
美人のHさんで、ボクはこのHさんにしか頭をさわらせません。

ほんとうは指名してはいけないのですが、無視してます。
男の理髪師にどうぞと言われたとき、
「ゴメン、ボクは極端な敏感肌で男の人にさわられると肌荒れが起きてしまうんだ」
と言い訳したら、大笑いされました。

そんなわけで贔屓のHさんにやさしく頭を撫でまわされ、すっかりいい気持に。
田舎者さんのように気持ちも引き締まり、精悍な感じになりました。

田舎者さんは、高校球児みたいな〝クリクリ頭〟状態が続いている間は〝まっとうな人間〟で、
髪が伸びてくると煩悩だらけの蛮人に変身してしまう、とのこと。

まるでジキル博士とハイド氏みたいですが、
ボクは〝煩悩にまみれた〟人間がきらいではないので、
東京人に〝ディスられる〟同じ埼玉県人として、温かく見守っていこうと思っています。
南無阿弥陀仏。


田舎者 さんのコメント...

嶋中労さま

おはようございます。
不思議なものですがもう一つ共通しているところがありました。それは
この坊主頭は床屋の奥さまが整えているのです。ご主人と二人で経営をなさって
いるのですが、いつ頃だったかは忘れましたがご主人から奥さまへと変わっています。

そして『ジキル博士とハイド氏』を知りませんでしたもので検索をしました。
正しくこのような二面性を自分が持ち合わせていると自分でも感じています。
そのような自分を変えることは難しいことで、コインではありませんが裏表で一つと
言い聞かせ、それでいいんだ、それでいいんだ、それでいいんだを繰り返しています。

もうすぐ桜が舞う季節が訪れます。人それぞれの花を咲かせられたら良いのではと
思い考えています。

ありがとうございます。