2013年10月24日木曜日

伊藤マリ子

伊藤マリ子

作家、伊藤整の娘である。

縁があるのだろうか。

そのきっかけを作ったのが
紀野一義先生の 「全身全霊で生きる」である。

次には、昨日読んだ
嶋中労さんのブログ「芸ノー人大っきらい」で
そのコメントらんに先の全身全霊で生きるの一部を引用した。

その内容は
昔、鈴木健二アナウンサーがいってましたね。「テレビは切るものだ」って。・・・
伊藤整さんのお家にはテレビが全然なかったそうです。お嬢さんが高校二年生ぐらいのとき、
全国の作文コンクールに一位になられました。で、NHKで表彰するわけです。
アナウンサーが伊藤整さんの娘さんとは知りませんから「おたくはどんな生活をしてらっしゃいまか、
テレビなんかごらんになりますか」と聞いたら「テレビは見ません」。「はあ、見ないですか」「テレビはありません」。アナウンサーがビックリして「あなた、本はどんな本を読むんですか」「父の書斎から
借りてきて読みます」。「あなたのお父さんはそんなに本をたくさんもっておられるですか」「はい」。
「あなたのお父さんは何の商売をしていらっしゃいますか」「作家でございます」。「作家といって、
どなたですか」「伊藤整でございます」。この時そのアナウンサーはびっくり仰天したんですね。
今まではどこの馬の骨かと思っていたんでしょう、それが伊藤整の娘いわれたとたん態度が変わって
しまうんです。・・・

コメントを書いてからしばらくすると娘と言うのは誰なのだろうかと言う疑問が湧いてきた。
そこで検索

そこで名前が
伊藤マリ子であると分かったのである。

ブログ「つぶやき館」によると
1952年生まれ。毎日新聞の「全国読書感想文コンクール」で課題の一つ「肥後の石工」の感想文で優勝したのが伊藤マリ子さん。
彼女は次女であり、昭和34年成蹊小学校に入学。昭和43年都立西高校入学。
高校2年で父を喪う。昭和46年東京女子大文学部哲学か入学。昭和52年卒業。
昭和53年逝去。

「帰らない日へ 」というタイトルの本を出している。

結果としては
秋の夜長を楽しむ本が縁によって見つかりました。



人の世は 観えない縁に 繋がれて


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